Form #1: FormSWISS at ECAL展

Published: 23.10.03 Category: Exhibition

Form #1: FormSWISS at ECAL展

3年間に渡る日本での巡回展を終え、「Form#1: FormSWISS」展がスイスに凱旋します。

現在スイスのビジュアルコミュニケーションデザインを紐解く「FormSWISS」。2020年から2022年まで日 本を巡回した展覧会が、「Form #1: FormSWISS at ECAL」展として、エルメス、ポンピドゥー・センター、 BMWなど数多くのブランドと学生たちがコラボレーションを行い、世界のデザイン界から注目を集めて いるスイスのECAL(ローザンヌ州立美術学校)にて9月21日より1ヶ月間開催されます。同時にオープニングの21日には「スイスデザイン会議」と題して、デザインの未来と役割について各言語圏から選ばれたデザイナーたちと共にForm主宰の丸山新がモデレーターとして登壇します。

日本展同様、キュレーションとデザインを行うのは&Formが運営するデザインプラットフォーム「Form」。 フランス語圏、ドイツ語圏、イタリア語圏の3つの言語圏からなるスイス全土の現代スイスのビジュアル ミュニケーションデザインが一同に集められるのは、1821年のECAL開校以来初となり、さらにそれを日本人が初めて手掛けるという意味でも意義のある試みです。

スイスを拠点に世界的に活躍しているトップデザイナーを中心に、デザイン大学の教授や美術館館長など計31組に実施したインタビューの上映や、グラフィックデザイン、タイポグラフィ、モーションデザインを 含むビジュアルコミュニケーションデザインの展示を通じて、デザイナーたちの世代を超えた生き方や考え方に光を当てるというコンセプトはそのままに、ECAL展では彼らの最新作を展示します。

出展者
Alfio Mazzei, Balmer Hählen, C2F, CCRZ, ECAL, Futur Neue, Gavillet & Cie, Hubertus Design, Ludovic Balland, Jannuzzi Smith, Kasper-Florio, Notter+Vigne, Simone Cavadini, Studio Feixen, SUPERO, Swiss Typefaces, Werner Jeker, ZHdK

日時
2023年9月21日(木)— 10月20日(金) ※現地時間

場所
Galerie l’ELAC (ECAL)
Avenue du Temple 5, 1020 Renens
ecal.ch

助成
Embassy of Switzerland in Japan Tuileries Fribourg & Lausanne SA

チーム
企画: Form + ECAL
キュレーション: Form
展示レイアウト/グラフィックデザイン: &Form
展示デザイン: 中村竜治建築設計事務所
ウェブ: full size image
印刷: ECAL

Form#1 FormSWISS

Form#1 FormSWISS

デザイン的視点を基軸に、世界各国の多様な価値観や日本との相違点を様々なメディアや展示、教育活動を通じて発信する、新しい形のグローバルデザインプラットフォーム「Form(フォーム)」が立ち上げた出版社初の書籍。

#1はスイスにフォーカスし、Form主宰のデザイナー、丸山新が自らのリサーチを基に、現地にひとりで赴き取材から撮影まで行った「スイスデザインのいま」を紐解くにふさわしい、スイスの小さな村や街に暮らしながらも世界のデザイン界に影響を与えているデザイナーや教育機関の名が並びます。

これからのデザイナーのあるべき姿やデザイン教育、また彼らのワークライフバランスに至るまで、表層的、装飾的ではない、デザインの本質に迫り、より良い未来のあり方を一緒に探っています。

ページ: 238
サイズ: 185 × 259 mm
フォーマット: ハードカバー
言語: 日本語、英語
刊行年: 2022
出版社: Form

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