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Bauhaus
Taschen
1985年に誕生したドイツの出版社「タッシェン(Taschen)」のベーシック・アート・シリーズ。
バウハウスは、ナチスによってわずか14年で閉鎖されたにもかかわらず、現代史における決定的なムーブメントの一つとして存在しています。本書は、創造的な表現、最先端のアイデア、芸術とテクノロジーの融合というユートピア的な未来に向けた同校の取り組みを紹介しています。
2つの世界大戦に挟まれた14年間という短い期間に、ドイツの芸術とデザインの学校「バウハウス」は、近代の様相を一変させました。絵画、彫刻、デザイン、建築、映画、写真、テキスタイル、陶芸、演劇、インスタレーションなど、あらゆる分野に応用され、芸術、職人技、技術を融合させた先駆的な教育を行っていました。
バウハウスは、ヴァルター・グロピウス(1883-1969)によって創設され、ヨーゼフ&アニ・アルバース、ワシリー・カンディンスキー、パウル・クレー、オスカー・シュレンマー、グンタ・シュテルツル、マリアンネ・ブラント、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエらがメンバーに名を連ねる、重要なコミュニティです。ワイマール、デッサウ、ベルリンと移転したこの学校は、教師と生徒の間で創造的な交流を育みました。彼らはそれぞれ芸術のスタイルや好みは異なるものの、理想主義や異なる実践、メディアを超えた「トータル」な芸術作品への関心では一致していました。
本書は、モダニズムの先駆者として、また美術教育のパラダイムとして、自由な発想と最先端の創造力で機能的な美しい作品を生み出したバウハウスの冒険的な革新性を讃えるものです。
ページ: 96
サイズ: 210 × 260 mm
フォーマット: ハードカバー
言語: 英語
出版: Taschen