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Hans G. Conrad: Interaction of Albers
Walther König
スイス人フォトグラファー、ハンス・G・コンラッド(Hans G. Conrad)の作品集。バウハウスで学び教鞭をとったアーティスト、ヨゼフ・アルバース(Josef Albers)の教育者としての姿を詳しく知ることができる貴重な作品。編集はデザイン理論家/デザイン史家のルネ・スピッツ(René Spitz)が手がけました。
バウハウス、ブラック・マウンテン・カレッジ、イェール大学で行った伝説的な授業で知られるアルバースは、20世紀の芸術分野の教育者の中でも最も大きな影響力を誇ったひとり。1953年から1955年にかけては、ドイツのウルム造形大学(HfG)で幾つかの基礎的なデザイン学科を教えていました。コンラッドは、当時ウルム造形大学の学生でした。講義の様子から生徒たちとの交流まで、幅広い場面を捉えた400枚を超える写真でアルバースの教えを詳しく記録しました。これらの写真を一度に見ることができるのは本書が初となります。この多数かつ貴重な写真に加え、アルバースが提示した「色の交流」という課題に対し、コンラッドが紙に描いた約80の作品が並置されています。
ページ: 304
サイズ: 205 × 240 mm
フォーマット: ハードカバー
言語: 英語、ドイツ語
刊行年: 2021
出版: Walther König