Olivier Goethals: POEM!
Olivier Goethals: POEM!
Olivier Goethals: POEM!
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Olivier Goethals: POEM!
Olivier Goethals: POEM!

Olivier Goethals: POEM!

da大 in print
$36.00 USD

ベルギーを拠点とする建築家/アーティスト、オリヴィエ・ゲータル(Olivier Goethals)の作品。

本書は、ゲータルスの作品と活動を包括的に紹介するものではありません。様々な作品の特殊性や文脈を超え、全体の関係性を示す試みです。本書のタイトルである「POEM」は、2つの意味で解釈できます。1つ目は、画像はそれぞれが異なった配置になっており、常に変化する順序で並べられていますが、本質的に結びついています。非論理的でありながら建設的なシステムは、言葉だけでは適切に表現できない方法で、ゲータルの実践から生まれた物語の詩的な表現として機能しています。画像と言葉の空間的な「POEM」です。

もうひとつは、「POEM」という言葉の性質に由来するものです。ギリシャ語の「ポイエーシス(poieses)」が語源で、「作る」という意味を持つこの言葉は、様々な場面、絵画、ドローイング、文章などを組み合わせたことによってそれまで存在していなかったものを作った本書の意図を的確に表しています。

本書は、組み合わせと並置の連続で構成されており、固定された順序は採用されていません。それは、38のプロジェクト、48の詩、132の画像を横断し、絶え間なく変化するサイクルの中でゆっくりと姿を現す既存の論理を示すためです。

オリヴィエ・ゲータル(Olivier Goethals)
ベルギーのゲントを拠点に活動。建築と都市の発展を学び、建築家とアーティストとして活動中。幅広い活動を行いながら、物理的空間と意識との間にある繋がりを研究しています。Z33 Hasselt、CIAP Hasselt、Extra City Antwerp、HNI Rotterdam、SMAK Ghent、Palais De Tokyo Parisなどでインスタレーションを制作。フリーランスの建築家として「De Vylder Vinck Taillieu」に8年間従事し、2010年からベルギーのルーヴェン大学(KU Leuven)の建築学科でで教鞭をとっています。また、RUゲント建築学部、LUCA芸術学校実験室、スイス連邦工科大学チューリッヒ校建築学部などの研究機関にて客員教員を担当。現在は、アートコレクティブ「019」における空間的介入全てののデザインと実施を担当しています。

oliviergoethals.info
019-ghent.org

ページ: 134
サイズ: 210 × 325 mm
フォーマット: ソフトカバー
言語: 英語
刊行年: 2021
デザイン: ori.studio
出版: da大 in print