Louis I. Kahn: The Last Notebook

20世紀を代表する建築家の一人、ルイス・I・カーン（Louis Kahn, 1901-1974）のノートを精巧に再現したもの。1974年3月のカーン没後50年を記念し出版されました。

2012年に完成したニューヨークの「フランクリン・D・ルーズベルト・フォー・フリーダムズ・パーク（Franklin D. Roosevelt Four Freedoms Park）」の最終設計を示す壮大な図面一式を中心に、本書は建築家の心と設計プロセスを親密に垣間見ることができます。これらの私的なスケッチや詩的な考察は、私たちの環境全体を包含するものとしての建築に対するカーンの精神的な理解を明らかにし、建築の設計、建設、構想に対する影響力のある哲学に新たな光を当てています。

この複製は、オリジナルのノートの素材感に細心の注意を払い、繊細で透明な紙を再現しています。スー・アン・カーン（Sue Ann Kahn）によるカーンの筆跡の転写と、建築批評家・歴史家のマイケル・J・ルイス（Michael J. Lewis）による解説が含まれています。

本書は、「ラース・ミュラー・パブリッシャーズ（Lars Müller Publishers）」が、象徴的な建築家の作品におけるドローイングの重要性を以前に調査したことに続くもので、スケッチを純粋な形で再現しています。

ページ: 192 (128+64)
サイズ: 150 × 210 mm
フォーマット: ハードカバー、ソフトカバー
言語: 英語
刊行年: 2024
出版: Lars Müller Publishers