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Mary Obering
Inventory Press
ニューヨークを拠点に活動する画家メアリー・オベリング(Mary Obering)の作品集。1972年から2012年までの作品を概観し、ルネサンス期の技法を用いた幾何学的抽象表現に迫ります。1937年にルイジアナ州シュリーブポートに生まれたオベリングは、ホリンズ大学、ハーバード大学で実験心理学を学んだ後、デンバー大学で修士号を取得しました。1970年代前半にソーホーに移り住み、1973年にカール・アンドレ(Carl Andre)がキュレーションした「アーティスト・スペース展」や1975年の第2回ホイットニー・ビエンナーレなど、すぐに展覧会に出品するようになりました。本書は、オベリングの半世紀近いキャリアを記念し、彼女の作品群の中から特徴的なシリーズをピックアップしています。イタリアの巨匠から科学の研究まで、素材、手法、インスピレーションを駆使したオベリングの活動が紹介されています。本書には、キュレーターのリン・ゼレヴァンスキー(Lynn Zelevansky)と作家のマシュー・レヴィ(Matthew Levy)によるエッセイのほか、インスタレーションの記録やアーティストのスタジオの写真も収録されています。
ページ: 192
サイズ: 203 × 267 mm
フォーマット: ハードカバー
刊行年: 2022
言語: 英語
デザイン: IN-FO.CO
出版: Inventory Press, Kayne Griffin, Bortolami Gallery