Olgaç Bozalp: Buddha was born here

ロンドンを拠点として活動するトルコ出身アーティスト、オルガチェ・ボザルプ（Olgaç Bozalp）の作品集。ネパールの村、町、ヒマラヤを旅した際の抽象写真とドキュメンタリー写真のコレクションです。

この旅日記は、色彩、構図、空間を通してのボザルプの自己探求の融合であり、綿密に演出された彼の代表作とは一線を画しています。本書は、ボザルプにとって初の自主出版となります。今回の訪問は、ボザルプにとって近年初めての仕事以外での海外旅行となりました。当初、この国を撮影するつもりはありませんでしたが、ボザルプは、この国の人々、精神性、自然との関係に急激に魅了され、カメラのレンズを通してその体験に没頭することを余儀なくされました。ボザルプは、彼の作品によく見られる人為的な操作や演出ではなく、日常の抽象的な表現に大きな影響を受けています。

本書は、現在、世界における我々、そして人々が幸福を反映するために内側に目を向けることによって真実を求める文化を理解するために、より高い意味を探し求める彼の経験を反映しています。

また、表紙はネパールのナショナルカラーであるクリムゾンレッドにちなんで、ネパールの人々の強い個性と勇気を象徴しています。ソフトカバーで、裏にネパールの古い切手をあしらったハードスリーブ付きの仕様になっています。

ページ: 80
サイズ: 240 × 335 mm
フォーマット: ソフトカバー
刊行年: 2022
出版: Olgaç Bozalp