藤本涼: analogue
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藤本涼: analogue
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藤本涼: analogue

DOOKS
$17.00 USD

東京を拠点に活動する美術家/写真家、藤本涼の作品集。複製とその媒体について考え試みた2005年の作品を元に制作されました。148×100×11mmのハガキサイズの消しゴムを、側面からカッターの刃を入れて二つに割り、それぞれに光をあてて撮影。少しだけ力みを必要とし、コントロールしにくい刃が通過していった跡は、即興性を持った像として消しゴムに刻まれると同時に、その鏡像としてもう一つの像を生み出します。切り分けられた2枚1組の像を眼球の往復によって、あるいは本を閉じることでもう一度重なり合います。

藤本涼(Ryo Fujimoto)
1984年東京生まれ。2010年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。眼前に立ち現れる光景を"触れられなかったイメージ"と捉え、それらのイメージへの触れ方、距離の測り方を写真を用いて展開。主な展覧会に「第5回シセイドウアートエッグ 藤本涼展 "かすみをたべて、幻視する。”」(2011年・資生堂ギャラリー、東京)、「Unseen Collection」(2014年・Westergasfabriek、アムステルダム)、「under35 藤本 涼 "クラウドフォーカスの行方"」(2019年・BankART SILK、横浜)など。
www.ryofujimoto.net

ページ: 62
サイズ: 169 × 257 mm
フォーマット: ソフトカバー
刊行年: 2021
出版: DOOKS