Wolfgang Weingart: Typography. My Way to Typography
スイスを拠点に活動したドイツ人グラフィックデザイナー、ウォルフガング・ワインガルト(Wolfgang Weingart)の作品集。40年にわたる仕事を包括的にまとめたもの。
長らく絶版となっており高額で取引されるタイトルとなっておりましたが、2023年7月に再販となりました。
1970年代以来、ワインガルトはタイポグラフィの国際的な発展に決定的な影響を及ぼしてきました。硬直化したスイスのタイポグラフィ業界に創造性と実験への欲求を植え付け、彼自身の作品にその刷新を反映させました。バーゼル工芸学校でのワインガルトの指導や講義から多くのデザイナーが刺激を受けました。ワインガルトは本書の中で、デザイナーとしての初期の人生と成長について、率直な語り口で語っています。
ウォルフガング・ワインガルト(Wolfgang Weingart、1941-2021)
スイスを拠点に活動したドイツ人グラフィックデザイナーで、タイポグラフィの国際的発展に決定的な影響を与えました。ワインガルトは1963年に植字工の見習いを終え、1968年からはアーミン・ホフマンに招かれ、バーゼル工芸学校でタイポグラフィを教えました。美術館や個人ギャラリーのパーマネント・コレクションに名を連ね、スイス連邦内務省からデザイン賞を受賞。1978年から1999年まで「AGI」のメンバー、1970年から1988年まで『Typographische Monatsblätter』の編集委員を務めました。彼のタイポグラフィにおける実験的な仕事は、20世紀最後の数十年間におけるデザイン史の流れに影響を与えました。
ページ: 520
サイズ: 225× 275 mm
フォーマット: ソフトカバー
刊行: 2014
言語: 英語、ドイツ語
出版: Lars Müller Publishers