天地を掘っていく|DOVE / かわいい人
天地を掘っていく|DOVE / かわいい人
天地を掘っていく|DOVE / かわいい人
天地を掘っていく|DOVE / かわいい人
天地を掘っていく|DOVE / かわいい人
天地を掘っていく|DOVE / かわいい人
天地を掘っていく|DOVE / かわいい人
天地を掘っていく|DOVE / かわいい人
天地を掘っていく|DOVE / かわいい人
天地を掘っていく|DOVE / かわいい人

天地を掘っていく|DOVE / かわいい人

Edition Kozo
$30.00 USD

映画史研究者の角尾宣信氏による、令和への改元と天皇制、また日本人であることについて、往年の映画監督渋谷実氏の作品を通した論考と、その論考から発想したアーティストの村田冬実氏による写真作品及びその展示記録集からなる共編著。

装幀は論考のタイトル「天地を掘っていく」から着想し、物事を掘り下げるように箱からページを取り出す構造になっています。角尾氏の論考を受けて制作された村田氏の写真集は、箱の最下層に配置され、論考中で引用されるマグマという表現を踏まえたポスターを介して上層の論考へと繋げられます。箱入り構造と分厚い本文カード、ばらばらと散らばった図版等によって掘削(思索)の困難と苦労を読書体験に反映させた装幀となっています。

角尾宣信(つのお よしのぶ)
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース、博士課程単位取得退学。2014―2016年、ニューヨーク大学大学院総合文化研究科東アジア研究専攻に交換留学生として在籍。2021年より、和光大学表現学部総合文化学科専任講師。専門は、敗戦後の日本映画史および美学・アフェクト論。

村田冬実(むらた ふゆみ)
1990年生まれ。写真を軸に、写真史・美術史・哲学の面から人間にとっての見ることを解体し、現代における写真の在り方を問うような作品を制作する。現在は、視覚と類似性をテーマとし、人間とカメラの関係性についての思考を試みている。アーティストランスペースmumeiのディレクター。現在東京藝術大学美術研究科先端芸術表現専攻博士課程に在籍。
https://fuyumimurata.com

ページ: 本文カード 28ページ、図版カード 28枚、写真 12ページ、ポスター
サイズ: 221 × 308 mm
フォーマット: 箱
言語: 日本語、英語
刊行年: 2020
デザイン: Tanuki
出版: Edition Kozo