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Bauhaus 12: Habitat
Spector Books
The Bauhaus Dessau Foundation による雑誌『Bauhaus Magazine 』。住まいとは単に身を守ってくれる機能的な屋根というだけのものではありません。1953年の近代建築国際会議(CIAM)で若い建築家の一団が発表した「ハビタット憲章」は、機能主義や普遍主義からの根本的な脱却を呼びかけ、変則的な建物や社会的実践としての住まい、コミュニティを生み出す一つの方法としての建築を提唱しました。建築と都市計画の軌道修正に関する戦後モダニズムの議論の蓄積の本質を示す「ハビタット」という言葉は、住宅、人間、環境への総合的な視点を体現しています。『Bauhaus 12』は今日の世界的な課題である住居問題と気候変動という2つの危機を踏まえて、歴史的な視点と現代的な視点の両方からハビタットに注目しています。1920年代にバウハウスが提唱した「機能主義的な住むための機械」としての住宅という思想は、戦後モダニズムの一環として生き延び、現在も広く普及していますが、ここではそれに代わる建築とは何かが探求されています。
ページ: 190
サイズ: 210 × 297 mm
フォーマット: ソフトカバー
言語: 英語
刊行年: 2020
デザイン: Herburg Weiland, Tom Ising, Daniel Ober
出版: Spector Books