金村修: Gate Hack Eden
金村修: Gate Hack Eden
金村修: Gate Hack Eden
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金村修: Gate Hack Eden
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金村修: Gate Hack Eden
金村修: Gate Hack Eden
金村修: Gate Hack Eden

金村修: Gate Hack Eden

ori.studio
$83.00 USD

写真家、金村修の作品集。かつて存在したものの痕跡によって描かれた屹立する廃墟の風景は、今なお存在するもの、そしてこれからも存在し続けるものの本質を暴き出す。2024年9月に「Cave-Ayumi Gallery」で開催される同タイトルの展覧会に合わせて出版された本書は、何百枚もの写真、ドローイング、映像のスチール写真をすべて均質な断片に分解したものから構築されており、金村の実践を実体化したものです。金村は、使用される媒体は痕跡や断片の集積によって形成され、対象の再現という実用性から解放された時点でその本質が明らかになると説明します。新たに形成された遠景(distance)から立ち上がる巨大な建造物(edifice)のように、本来の意図から切り離されたイメージは、金村自身が築いた思考体系(edifice)と並走します。

本書は、5つの「モジュール 」に分割されており、断片的であり連続的でもある構造を形成しています。断片化されたイメージが織り合わされ、その残骸が順序を入れ替えながら積層され、無数の独特な様相を呈する廃墟のようなオブジェへと統合されています。

1冊ずつページの順番が異なる1点ものとなっており、各モジュールは互い違いに配置されたリベットを用いて2枚のアクリル板の間に綴じられています。キュレーターのポーリン・ヴェルマーレ(Pauline Vermare)による金村の活動の初期から現在までの包括的な紹介、金村が自身の作品よ本書の背景にある深い思索を言葉にしたエッセイが収録されています。

ページ: 1648
サイズ: 117 × 163 mm
フォーマット: 5モジュール、スリーブ
言語: 日本語、英語
刊行年: 2024
出版: ori.studio