Kaleidoscope #41 FW22 – Tosh Basco
Kaleidoscope #41 FW22 – Tosh Basco
Kaleidoscope #41 FW22 – Tosh Basco
Kaleidoscope #41 FW22 – Tosh Basco
Kaleidoscope #41 FW22 – Tosh Basco
Kaleidoscope #41 FW22 – Tosh Basco

Kaleidoscope #41 FW22 – Tosh Basco

Kaleidoscope
$19.00 USD

現代美術と視覚文化に関するイタリアのアート誌。

ハンス・ウルリッヒ・オブリスト(Hans Ulrich Obrist)との対談でアーティストのチャールズ・アトラス(Charles Atlas)が、1970年代のニューヨークのアンダーグラウンド・ドラッグシーンから、マース・カニングハム(Merce Cunningham)、マイケル・クラーク(Michael Clark)、リー・バウリー(Leigh Bowery)らとのコラボレーションを回想しています。写真家チャーリー・エングマン(Charlie Engman)のレンズを通して再解釈された彼の言葉は、ドキュメント・ファンタジーから数学、テレビからTikTokまで、生のエネルギーと雑食的なの想像力の一つとなっています。

ロンドンを拠点に活動するVEGYNは、フランク・オーシャン(Frank Ocean)などのプロデュースや自身のレコードレーベルの運営、グラフィックデザイナーとしての活動も行っています。今回はサイラス・ゴベービル(Cyrus Goberville)と対談し、飽和状態のエレクトロニックミュージック界でいかに冷静さを保つかを語っています。

DJハーヴィー(DJ Harvey)は、1985年にDJを始めて以来、ダンスフロアの常連であり、アナーキーなアシッドハウスパーティーの無機質な自由さから、バレアリックサウンドの初期のパイオニアとして神格化されるまでに至りました。イビサの伝説的なホテル兼ナイトクラブ「Pikes」でアントン・ ゴットローブ(Anton Gottlob)が撮影した彼のプレイボーイスタイルと自由な世界観を見せています。

「プレッピー(Preppy)」という言葉は、もはやかつてのような堅苦しく、古いお金持ちで排他的な世界を指す言葉ではなく、ある種のルネッサンスを迎えています。ティム・シュツキー(Tim Schutsky)の写真による、1980年代の皮肉な『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』のブートレグとアップデート版では、ドレスだけでなくマナーや語形、体験といったすべてのパッケージを流用し、新しいダッパー・クラスのためにプレッピースタイルを取り戻しています。

以前は「boychild」という名で知られたトッシュ・バスコ(Tosh Basco)が、自己回帰しています。リー・ウェイ・スウィー(Lee Wei Swee)が撮影し、シュ・ノーウェル(X Zhu-Nowell)がインタビューした彼女の即興パフォーマンスは、生存と世界構築の方法であり、生きることの不可解さを繊細に物語っています。

限定版のカバーストーリーは、90年代から近年までのマーク・フラッド(Mark Flood)の作品を文化的に読み解いています。ヒューストンを拠点とするこのアーティストが、パトリック・マグロー(Patrick McGraw)との対談で、ますます外見重視になる世界における皮肉、パフォーマティビティ、所有権についてのアイデアを語っています。

表紙が5種類となっています。
Charles Atlas
VEGYN
DJ Harvey
The (Un)Official Preppy Handbook
Tosh Basco

サイズ: 220 × 286 mm
フォーマット: ソフトカバー
言語: 英語
刊行年: 2022
出版: Kaleidoscope

タグ: ArtKaleidoscope