Mono is the new Black: Monospace Fontionary

等幅フォントはタイプライターを起源とし、すべての文字と数字が同じ幅を持つという特徴があります。本書は、このユニークな書体の機能と美学について論じ、デザインシーンにおけるカルト的な地位を扱っています。このハンドブックの目的は、タイポグラファー、書体開発者、デザイナー、そして文化全般に興味を持つ読者に、事実、分析、専門家の立場、実践例、そして包括的なフォントコレクションを提供し、情報を与え、インスピレーションを与えることです。

文化史的アウトラインとして、まずこの書体の歴史的側面を提示し、活字、技術的進歩、社会的発展がいかに密接に絡み合っているかを示しています。中盤では、世界的に活躍するデザイナーやエージェンシーの作品例を、可能性のある多くの用途に焦点を当てながら紹介しています。最後のセクションは、175の等幅フォントをわかりやすく概観し、これらの特徴的な等幅フォントが、マシンタイプから完全にデジタル開発されたコーディングフォントまで、どのような変遷をたどってきたかを示しています。

ページ: 532
サイズ: 125 × 183 mm
フォーマット: ソフトカバー
言語: 英語
刊行年: 2023
出版: Niggli