Mork-Ulnes Architects: The Craft of Place

スカンジナビアの実用性とカリフォルニアの革新的な精神を融合した「Mork-Ulnes Architects」の手法、建物、プロジェクト。

サンフランシスコとオスロにオフィスを構える国際的な建築事務所「Mork-Ulnes Architects」の作品集。2005年にキャスパー・モーク・ウルネス（Casper Mork-Ulnes）によって設立されて以来、3つの大陸で建築を手がけ、基本計画や複合ビル、一戸建ての住宅や100平米のキャビンまで、様々なスケールのプロジェクトに取り組んでいます。スカンジナビア的な実用性とカリフォルニア的な革新的な実行力の両方をもってプロジェクトに取り組み、遊び心と慎みを特徴とする建物を生み出しています。

本書は「Mork-Ulnes Architects」初のモノグラフであり、素材、伝統、持続可能性、規模、光といったテーマを中心に構成された内省的な手法で、多様な環境の中で建築を統合する同事務所のアプローチを探求しています。カリフォルニアとノルウェーの異なる文化的な地形に根ざした、オブジェクトと風景のバランスをとる手法を掘り下げ、地域の風土や素材の影響についても論じています。

美しいデザインと豊富な図版で「Mork-Ulnes Architects」の細部、文脈、伝統と革新の相互作用による建築の進化へのこだわりが紹介されています。

ページ: 256
サイズ: 230 x 270 mm
フォーマット: ソフトカバー
言語: 英語
刊行年: 2024
出版: Park Books