Softspot
現代建築やデザインを専門とするイギリス人ライター、編集者、キュレーターのジェームス・テイラー・フォスター(James Taylor-Foster)と、イギリスを拠点とするデザインユニット「OK-RM」による作品集。
『SOFTSPOT』は、複雑な「今」を理解しようと追求する脆いスペースです。フォスターと「OK-RM」との間で編集され交換されてきた過程を経て、本作は直近の過去へと飛び込んでいくものとなりました。「近いもの(the near)」と「近いもの(the close)」を入れる容器としてイメージされた本作は、主観と客観の間で揺れ動く散文、詩、映像作品がパッチワークのように収められています。一作家のレンズを通して書かれており、寄稿や参照によって補強され、言葉がどのように書かれるのか、どのように手にすることができるのかを考察しています。
ロンドンを拠点とするフォトグラファーのエスター・シーカー(Esther Theaker)、オーストラリア人アーティストのマックス・クリージー(Max Creasy)、デンマーク人アーティストのロジータ・ケーア(Rosita Kær)、アイスランド人アーティストのスマリ・R・ロバートソン(Smari R. Robertsson)、スウェーデン人アーティストのトニー・カールソン・サヴジ(Tony Karlsson Savci)、イタリアとイギリスを拠点とするグラフィックデザイナー/ヴィジュアルアーティストのミケーラ・ゾッピ(Michela Zoppi)らと共に発案、2020年から2021年の間に編集されました。
同じ内容の本が3冊セットとしてまとめられており、1冊は手元に、残りは気の向くままにプレゼントできるようになっています。
ページ: 406
サイズ: 75 × 136 mm
フォーマット: ソフトカバー
言語: 英語
刊行年: 2021
出版: InOtherWords