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Hans Ulrich Obrist, Hilar Stadler, David Glanzmann: Drawing Together
Edition Moderne
キュレーターであり、ロンドン「サーペンタイン・ギャラリー」のアーティスティック・ディレクターを務めるハンス・ウルリッヒ・オブリスト(Hans Ulrich Obrist)、スイス人キュレーターのヒラー・シュタトレ(Hilar Stadler)、デヴィッド・グランツマン(David Glanzmann)による作品集。
シュルレアリストが遊んでいた紙を折るゲーム「優美な屍骸(Cadavre exquis)」。数名で協力して、前者が描いたパーツを見ずに絵を繋げる遊びであり、単純に紙を折って、お互いを楽しませるだけのもの。オブリストは近年、繰り返しこのゲームで遊んできました。その相手はアーティストのダン・グラハム(Dan Graham)、カタリナ・グロース(Katharina Grosse)、ピピロッティ・リスト(Pipilotti Rist)、ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)など名だたる作家陣が並びます。その結果、このシリーズは200もの落書きとなりました。本書は、ボイス・メッセージ溢れる時代に手書きの絵というものを賞賛します。何よりも、これは絵を鑑賞するにとどまらず、自身も楽しめるゲームなのです。
ページ: 224
サイズ: 230 x 310 mm
フォーマット: ソフトカバー
言語: 英語
刊行年: 2022
出版: Edition Moderne