Teruko Yokoi: Art in the Making
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Teruko Yokoi: Art in the Making

Scheidegger & Spiess
$41.00 USD

スイスに移り住んだ日本人画家、横井照子(1924-2020)の作品に見られる芸術的手法、視覚言語、文化的ルーツ。

横井の作品の特徴は、衰えることのない創造的エネルギーと絶え間ない進化です。本書では、彼女の画法と、長い画業の中で形成された彼女独自の抽象のボキャブラリーについて深く考察しています。日本人でもある美術史家・里信邦子スピリグが、横井の芸術における文化的・伝記的関係、抽象表現主義が彼女の絵画技法に与えた影響などを分析・解説しています。

対馬市で育った横井は、1949年に東京に移り、女子美術大学に入学しました。 1954年、彼女はアメリカに渡り、サンフランシスコ・アート・インスティテュートで学び、ニューヨークでは画家のハンス・ホフマン(Hans Hofmann)やジュリアン・E・リーヴァイ(Julian E. Levi)に師事しました。そこで彼女は、1959年に結婚したサム・フランシス(Sam Francis)、マーク・ロスコ(Mark Rothko)、岡田謙三などの芸術家と出会いました。この環境の中で彼女は新たなエネルギーを引き出し、独自の抽象表現スタイルを確立し、自身の表現方法を生み出し始めました。1962年、彼女はスイスに移り住み、亡くなるまでベルンの街で精力的に制作を続けました。

ページ: 96
サイズ: 165 x 235 mm
フォーマット: ソフトカバー
言語: 日本語、英語
刊行年: 2024
出版: Scheidegger & Spiess