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Timm Rautert: Otl Aicher / Rotis
Steidl
本書は、ドイツの著名なグラフィックデザイナー、タイポグラファーであるオトル・アイヒャー(Otl Aicher, 1922-1991)の最も有名な書体である「ローティス(Rotis)」と、アイヒャーが住み、スタジオを運営していた街であるロイトキルヒ・イム・アルゴイ(Leutkirch im Allgäu)のローティス(Rotis)とのつながりを紹介しています。本書のベースとなっているのは、ティム・ラウタート(Timm Rautert)が1972年から1991年にかけてローティスを何度も訪れて撮影した一連の写真です。ラウタートは、アイヒャーとの仕事について初めて執筆し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本をはじめとするふたりのコラボレーションの詳細を明らかにしています。また、タイポグラファーでデザイン史家のダン・レイノルズ(Dan Reynolds)によるエッセイでは、17のフォントスタイルを含むローティスの創造と美学を探求し、元デザイン教授のオリバー・クリンペル(Oliver Klimpel)は、グローバル化した今日の視点からローティスという場所を考察しています。本書は、2022年のアイヒャー生誕100周年を記念して出版されました。
ページ: 160
サイズ: 175 × 230 mm
フォーマット: ハードカバー
言語: 英語、ドイツ語
刊行年: 2021
出版: Steidl